日記

どんな場所にも人間関係はあって、わたしはなるべく中立というか、特に関心がないので無関心みたいな立場になることが社会上では多い。そうすると均等に人間がやってくるので結果的に変な立ち位置になってしまうことがある。

わたしがこれまで人と付き合ったことがないのは、ひとえに自分の男性的魅力の無さに帰着する部分もあるだろうが、極端な偏りを避けてきたからでもあるだろう。それは、同性の友人に対してもそうで、いくら相手の友人が心を許して羽目を外してくれていることがわかっていても同じように羽目を外すことがわたしは出来ない。結果、相手が自分といる時より羽目を外している様子をSNSで間接的に知って、ああわたしは相手にセーブをさせてしまっているのだ、という感覚を覚えてしまうが、基本的に相手に感じていることは自分自身が感じていることでもあるので、自分自身もどこか不如意ではあるのだろう。

『違国日記』の中盤あたりから頻出するようになった女子校的なお喋りのコマを読むのがきつくて、おそらくそれは読むというより全体を見れば良いコマなのだろうが、自分の集団での会話能力の低さを思い出した。『違国日記』を槇生の物語だとは全然読めずずっと朝の物語として読んでしまった。わたしがわたしより大人だと思っている友人が槇生が主役と話していてはじめて気づいたぐらいだったが、映画のキャスト発表も槇生が最初だったからそうなのだろう。ショートカットの女優って広瀬すずぐらいしか浮かばないけど、朝役が広瀬すずは嫌だなー。野性味はぴったりだけど、ビジュアルイメージが正反対だ。どっちかというと前回のブログで書いた中学三年間好きだった女の子の方が朝っぽい。高校三年間好きだった女の子は丹生明里みたいなビジュアルだったんだけど、わたしは金村美玖がとにかく好きだ。