日記

微熱までは行かないが、36.5~37.0の間を行き来している。とりあえず検査キットの結果が陰性だったので、延期していたリワークの面談に出掛ける。通所(この面談のこと)も通院もしんどいときは躊躇わず延期の電話をできるようになったのはひとつの成長。

話したいこと、整理したいことがあったので話の速い女性スタッフと話したかったが、今日は話の遅い男性スタッフだった。男性スタッフで良かった、と思える日もあるのでこのあたりのめぐり合わせは仕方ない(し、ここで女性スタッフに変えてください、とまで言う度胸はない)。

自分がほとんど文脈だけで短歌をやっていることにはやはり後ろめたい気持ちもあって、一時期は熱心に昔の歌人の歌集を掘ったりもしていたけれど、休職時の金銭難もあってストップしてしまっている。文脈のほうだって短歌ブームには興味がないからほんとうにあるようでない、ないようであるような目に見えないマイナーな文脈だ。そうしたほとんど言語化されてこなかったマイナーな文脈をなんとか顕在化させる作業にいま複数人で取り組んでいるが、その作業をしているとほんとうに寄る辺ない。

以前、界隈や文脈や流行り物にほとんど興味がなさそうでそれであるがゆえに話が合わなかった人に半ば強引に「界隈や文脈や流行り物には興味ないですか?」と訊ねたらそうしたものに対して思うことはすべて作品で表現する、と応じられて、その時はなんだか逃げられたような気分になったが、いまになって思うと相手が大人だったのかなと思う。

今回の作業でいまの自分の手持ちは一回すっからかんになるだろう。勉強しなきゃな、とあらためて痛感する日々です。